健康な体のつくり方

”漢方薬”は人間本来がもつ力をサポートしてくれます。

「東洋医学」ってなに?

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「東洋医学」とは?

最近では、街のアチコチでも目にするようになった「東洋医学」。
でも、なんだか 「東洋医学」 ってピントこない人も多いのではないでしょうか?

「東洋医学」とは長い長い歴史のある中国発祥し、日本や韓国で発展した伝統医学。
気候や風土、その土地の生活習慣に基づいた治療法が長い長い歴史の中で磨かれ、「東洋医学」として主に中国や韓国で支持されています。

中国から韓国に渡ると同時期に日本にも渡ってきたのだが、時代と共にゆっくり療法である「東洋医学」より、早く治る「西洋医学」の方が圧倒的に支持されていきました。
「東洋医学」を知らない人や、聞いたことあるなーくらいの人もまだまだ多いが、近年では再び「東洋医学」が注目されつつありますね。

考え方は「陰陽五行」

東洋医学の考え方は、悪いところを治すではなく流れる道を整える

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陰陽五行

東洋医学では、人間にとって柱となる五臓を中心に、手診で滞りを見つける。
体内のほとんどは水でできていて、血が流れる血管や食べ物や飲み物から摂取した水が流れる管、伝達をする神経を守る管など、沢山の通り道が複雑に構成されいます。この複雑な通り道はの通り道でもあります。

循環が悪いから体内が持つ本来の力を発揮できません。だから免疫力・抵抗力が弱まる。故に体調不慮になるのです。
逆をいえば、食生活が正しければ体は歪まず、体内循環も悪くならない。健康体を長く維持できるのです。

「東洋医学」と「西洋医学」何が違うの?

「西洋医学」は身体のしくみ(解剖学)、はたらき(生理学)病気、怪我のなりたち(病理学)が体系的にまとめあげられた医学です。
骨・筋肉・神経などが症状によってどのように変化し、身体にどんな現象が起きているのかが体系的に理論づけられ、施術や治療による症状の変化や、経過なども客観的に観察をしていき、患部を治すことをゴールとしています。

一方「東洋医学は」体全体が繋がっていると考えて体のバランスを整えていき、体本来の免疫力・抵抗力を高め根治をゴールとしています。

「頭痛」を例にしてみましょう。

【西洋医学の場合】
①頭の痛みをと取り除くために、大半は頭痛薬を処方する。
②痛み方・頻度によっては、念のためにと脳をスキャンする。
つまり、「痛みの原因はにある」と考えます。
痛みを取り除くための治療を行い、痛みがなくなれば治療完了。

【東洋医学】
①痛みの原因を探るために、 体全体の歪み・体内循環の滞りを探る。
②滞りがあれば鍼や漢方でバランスを整え、 頭痛の元を取り除く。
つまり、「頭痛=頭に原因がある」という考えではなく体全体に原因があると考え、体全体の歪みや滞りを整えて本来あるべき骨格の位置に戻していきます。
これが根治です。

まとめ

実際私は、西洋医学で原因不明の麻痺といわれ長年苦しんできたが、東洋医学に出会い麻痺から解放された。
東洋医学に救われた一人である。 東洋医学って底知れない!