健康な体のつくり方

”漢方薬”は人間本来がもつ力をサポートしてくれます。

東洋医学治療その1:鍼灸治療

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鍼灸治療とは

人体各所にあるツボに対して、鍼(はり)やお灸(きゅう)で刺激を与えることで循環機能を改善し、身体のバランスを整える治療法。

効力

鍼を刺すことで皮膚や筋肉に傷(刺激)を与え、細胞がその傷を治そうと活性化します。

活性化した結果、水・氣・血が体内を活発に循環するようになり、免疫力・抵抗力が増すのです。
自身ではなかなか変化を感じない方もいれば、刺した瞬間に体内の変化を感じる方もいます。
また、鍼を抜いた瞬間ブワッとベトベトした汗がでて、デトックス効果を得られる場合もありますし、体内に滞っていた水分が循環するから利尿作用も出ることもあります。

鍼って痛くないの?

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鍼灸(シンキュウ)

注射針を想像してませんか?
注射よりもっともっと細ーい鍼で、僅か数ミリしか刺さないのでイタ気持ちい感じですね。

氣・水・血が流れる道にあるツボ(経絡)に刺していくので、敏感な人は刺した瞬間に
体内に詰まりが取れて、滞っていた水や血が末端からサっと流れ抜けていく感じや、体内がポッと温かくなったり、関節のガチガチが抜けてスッキリするような体の変化を感じることができます。
逆に感じ方が鈍い場合は、刺されても一ミリも何も感じないって人もいるそうですが、通い続けると、最初の頃には感じなかった変化に気づくようになってくるそうです。

メンテナンスを長年怠っていた人は筋肉がガッチガチなので、鍼が刺した瞬間に曲がってしまう人もいるそうですよ。
脂肪がギトギトの人もいるようで、その場合は鍼が刺さり難いこともあるそうです。

箇所によっては深く刺す場合もありますが、その瞬間はズンっとするけどキタキター!って感じで気持ちいですね。
マッサージより奥深い部分までスッキリするので、このスッキリさを知ってしまうとクセになりますねw

お灸って熱いの?

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お灸

アツいのを我慢してやりすぎると・・・火傷しますね。
燃え尽きるまで我慢をする必要はなく、ちょっとアツいな・・・くらいで、外してしまって問題はありません。
お灸を外したあと、あてた場所がほんのり赤くなっていれば充分です!

お灸は、鍼でも指でも届かないほど体内の奥深いところへ、温(おん)を届けます。
温が届くことで、冷えて固まっていた細胞がほぐされ活性化し始めます。
なので、お灸後はこすらず円を描くように軽くマッサージをしてあげると、効力がお灸をあてた周りにも広がります。

お灸とは

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お灸の原料はヨモギの葉です。
ヨモギの葉を乾燥させて精製したのがお灸に使う「艾(モグサ)」です。
お灸が慣れている人は、「もぐさ」を好みのサイズに丸めて、台座シートの上に直接「もぐさ」を置いて火をつけますが、慣れてない人は危ないので薬局でも売っているせんねん灸を使ってくださいね。